ラテンダンスの楽器とリズムの基礎 サルサ・バチャータ・キゾンバ・タンゴ

目次
ラテンダンスの曲は、サルサは打楽器とクラベ、バチャータはギターを中心にした5つの楽器、キゾンバはゆったりした4拍子と強いベース、タンゴはバンドネオンの音が、それぞれ特徴とされています。この記事では、確かめられた範囲で、主な楽器とリズムの基本を、ダンスごとに整理します。
この記事について
書いているのは、札幌在住のアラフィフです。2019年に駐在先のベトナム・ホーチミンでサルサとバチャータに出会い、今も踊っています。上手ではなく、先生でもありません。音楽の専門家でもありません。音楽の説明は、公開されている情報で確かめられた範囲に限っています。
ラテンダンスの曲は、何を聴くとダンスの違いがわかる?
曲の中の「主役の楽器」と「ゆったり度」を聴くと、ダンスの違いがつかみやすくなります。難しく考えず、まず1曲ずつ、聴いてみてください。曲の探し方は、時代別ヒット曲にまとめています。
サルサの楽器とリズムは?
サルサの打楽器は、コンガ、ティンバレス、ボンゴ、カウベル、ギロなどで、ピアノが同じパターンを繰り返す「モントゥーノ」を弾き、ベースが「トゥンバオ」と呼ばれる、ずらしたリズムを刻み、トランペットやトロンボーンの金管が力強さを加える、と説明されています。
リズムの土台は、クラベと呼ばれる、2小節で1周するパターンです。サルサは、4拍子で感じることが多いですが、リズムの組み立ては、クラベが中心になります。クラベには、1小節目に3回・2小節目に2回の「3-2」と、順序が逆の「2-3」があります。
初心者のうちは、クラベを数えなくても、踊ることはできます。「打楽器が多くて、にぎやかな音だな」と聴くところから、始めてみてください。サルサの流れは、サルサとはでも紹介しています。
バチャータの楽器とリズムは?
バチャータの典型的な編成は、5つの楽器とされます。リード・ギターの「レキント」、リズム・ギターの「セグンダ」、ベース、ボンゴ、「ギラ(グイラ)」です。泣くように歌うリード・ギターの音が、バチャータらしい音とされます。
テンポは、おおむね120前後〜130台の4拍子とされる一方、曲によって、約90〜180まで幅がある、と紹介されています。4拍目に、強調が入るとされ、ダンスの「タップ」につながります。バチャータの動きは、バチャータとはにまとめています。
キゾンバの楽器とリズムは?
キゾンバは、アンゴラのセンバに、アンティル諸島のズークが合わさって生まれ、センバよりゆっくりした、ロマンチックな雰囲気の曲とされます。曲の特徴は、ゆっくりから中くらいのテンポの4拍子と、強めのベース、と紹介されています。ダンスは、近い距離で、ゆったり踊ることが多い、とされます。キゾンバは、キゾンバとはでも紹介しています。
アルゼンチンタンゴの楽器とリズムは?
タンゴの音の特徴は、ボタン式のアコーディオン「バンドネオン」とされます。バイオリン、ピアノ、コントラバスなどが加わります。編成は、四重奏や六重奏など、いくつかの形があります。
バンドネオンの音は、人の声のような、感情のこもった音と紹介されます。タンゴの踊り方と曲の違いは、アルゼンチンタンゴの基本で紹介しています。
4つのダンスを、音楽で比べると?
| ダンス | 主役になる楽器・音 | リズム・テンポの目安 |
|---|---|---|
| サルサ | 打楽器(コンガ、ティンバレスなど)、金管、ピアノ | クラベ(2小節のパターン)が土台。4拍子で感じることが多い |
| バチャータ | ギター(レキント・セグンダ)、ボンゴ、ギラ、ベース | 4拍子。おおむね120前後〜130台とされる |
| キゾンバ | 強めのベース | ゆっくり〜中くらいの4拍子 |
| タンゴ | バンドネオン、バイオリン、ピアノ、コントラバス | 編成によって違う |
テンポは、曲や出典によって幅があります。表は、目安として見てください。
音楽を聴くときのコツは?
- まず、1つの楽器だけ追う。 サルサなら打楽器、バチャータならリード・ギター、タンゴならバンドネオン、というように、1つに絞ると、聴き分けやすくなります
- ダンスと一緒に聴く。 気になったダンスの曲を聴きながら、軽く体を揺らしてみてください
- 会によって、曲は違う。 パーティでかかる曲は、DJによって違います。パーティ・レッスン・WSの違いも、参考にしてください
よくある質問
リズムが取れないと、ラテンダンスは踊れませんか?
踊れないとは限りません。最初は、リズムを取るのが難しいと感じる人もいます。慣れるには、時間がかかる場合もあるようです。難しいと感じたら、レッスンで、先生に相談してみてください。
テンポは、どれくらいですか?
ダンスや曲によって違います。バチャータは、おおむね120前後〜130台とされますが、約90〜180の曲もあります。サルサ、キゾンバ、タンゴは、この記事では、数値を載せていません(出典で確かめられなかったため)。
楽器を知らないと、ダンスは楽しめませんか?
そんなことはありません。楽器を知っていると、曲を聴く楽しみが増える、という程度です。踊るのに必須ではありません。
札幌で、曲を聴いて踊れる会はありますか?
この記事は、札幌の会や日程の情報を載せていません。日程の探し方は、下のカレンダーの案内をご覧ください。
開催の日程は、札幌ラテンダンスカレンダー(外部サイト)でも探せます。
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確認した出典
2026年10月に、次のページなどで確かめました。
- Soundbrenner: Salsa rhythm
- Soundbrenner: Son clave
- Wikipedia: Bachata (music)
- Soundbrenner: Bachata rhythm
- Wikipedia: Kizomba
- Hello Music Theory: Tango instruments
出典によって、数値や呼び方が違う場合は、幅で書いています。誤りにお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。